2021-04-01 第204回国会 衆議院 本会議 第16号
また、接待は、個人ではなく、ここまで来ると組織ぐるみで受けていたと言える状況であり、二十年以上前のあの大蔵省接待汚職事件をほうふつとさせる、体質的な不祥事と言わざるを得ません。 この事件では、官僚七名が有罪判決を受け、百名以上が処分、そして、ここをしっかり聞いていただきたいんですが、三塚大蔵大臣と松下日銀総裁も引責辞任をしています。この反省に立って、二〇〇〇年には国家公務員倫理法が施行。
また、接待は、個人ではなく、ここまで来ると組織ぐるみで受けていたと言える状況であり、二十年以上前のあの大蔵省接待汚職事件をほうふつとさせる、体質的な不祥事と言わざるを得ません。 この事件では、官僚七名が有罪判決を受け、百名以上が処分、そして、ここをしっかり聞いていただきたいんですが、三塚大蔵大臣と松下日銀総裁も引責辞任をしています。この反省に立って、二〇〇〇年には国家公務員倫理法が施行。
○矢田わか子君 総理、この問題は、この倫理法ができた背景、平成十年にですね、財務省の当時、接待汚職事件が発覚し、こういう規程が作られた。その年に、六月、参議院の決議文が出ております。国家公務員による不祥事の再発防止に関する決議というものであります。
一九九八年の大蔵省の接待汚職事件により、官僚が逮捕され、大臣、日銀総裁が引責辞任し、大蔵省の解体へとつながりました。その後、国家公務員倫理法が施行され、官僚の意識に変化が生じたと言われてまいりました。しかし、安倍政権となり、文書の改ざん、虚偽答弁など、忖度政治なるものが横行しましたが、問題なしとされれば、官僚の倫理意識が低下するのも当たり前ではないでしょうか。
○中谷(一)分科員 大臣にちょっと伺いたいんですけれども、一九九八年に発覚した大蔵省の接待汚職事件、この事件では、大蔵省職員らが歌舞伎町のノーパンしゃぶしゃぶ店で金融機関から頻繁に接待を受けていたことが発覚をして、官僚七人が逮捕、起訴されて有罪となって、そして、三塚博大蔵大臣、小村武事務次官が監督責任を取って引責辞任をしました。
今回の総務省接待疑惑について、総務省が本日報告した会食の資料は、総務審議官を始め情報流通行政局の幹部職員が軒並み、利害関係者である衛星放送関連会社から接待を受けていたものが分かり、九〇年代の銀行による大蔵省接待汚職にも匹敵するものであります。
○渡辺喜美君 とにかく、大蔵省接待汚職のときには銀行局、証券局が分離をされ、当時の大蔵省が解体をされたわけであります。今回もいずれそういう場面が出てこざるを得ないということだけは再三にわたって申し上げているとおりであります。
大蔵省接待汚職事件のように、いずれ関係者の処分ということが行われるでありましょう。しかし、それだけでは済まないというのが今回の大事件であります。 大臣が歴史の教訓として言っておきたいこと、あるかと思いますので、是非おっしゃってください。
以前、接待汚職があったとき、これも残念だったんですけれども、これ、ある意味でいうと身から出たさび、自業自得じゃないですけれども、しっかりと責任を負わされる、これはあったと思うんですが、今回の場合は全く違うと思います。解体して済むものでもないですし、本来あるべき役割をしっかりと果たしてもらうことこそ重要だと思っております。
かつて、大蔵省接待汚職事件で七人もの逮捕者が出た際、時の三塚大蔵大臣は引責辞任しました。政治家として、これは当然の行動であったというふうに思います。しかし、今回の問題について、政府・与党幹部の発言を聞いていると、財務省理財局のみに全ての責任を押しつけようという意図が明白であります。 今回の議題である本法案の条文では、森林所有者の責務が明確に規定されています。
今回の騒ぎを見ておりますと、やはり最強の官庁であると、この大蔵省が、前回申し上げたように、接待汚職事件で解体をされた。しかし、その後も財務省は最強官庁として予算を配分をし、そしてこの最近の支配、財務省支配と言われるものは、非常にステルス的であります。ソフトなんですね。それだけではない。非常に政治的である。 政治学の教科書を読みますと、政治の世界で人を動かす要素は三つだと書いてある。
○海江田委員 私も、今は財務金融委員会ですが、その前の大蔵委員会から、比較的長く当委員会に所属をしておりまして、思い出されるのは、一九九八年でした、いわゆる大蔵汚職、接待汚職というものがありました。その前の年が山一の事件があって、一九九八年の一月二日に、実は大蔵省の検査官、当時は財金分離じゃありませんでしたから、この二人が東京地検に逮捕された、これが一月の二十六日ですね。
あの接待汚職で大蔵省は解体をされた。恐らく今回も、もっとすごいマグニチュードで財務省を解体をしなければいけない、そういう事態が必ず起きます。予算編成権と査察権を持ってとにかく幅を利かせる、霞が関の最強官庁であり続けるために公務員制度のインフラを全部仕切る、この構造が問題なんですよ。 歳入庁、考えられたらよろしいですよ。税や保険料の窓口が一体幾つあるか。
二十年前、私が一年生議員のときでしたが、大蔵省接待汚職事件というのがありました。世に言うノーパンしゃぶしゃぶ事件というやつですね。あのとき、大蔵関係、OB入れて逮捕者五名です。日銀一名。自殺者三人、大蔵、日銀、元第一勧銀頭取、三名が自殺しています。結末はどうなったか。
福井さんは元々副総裁をやっておられまして、接待汚職で責任を取っていったんお辞めになったわけですけれども、そのときに、もう日銀のみんな聞いて、だれに聞いたって周り知っていますが、いずれ福井さんが総裁に戻るだろうと、一時的に富士通総研の理事長に、まあ避難といいますか、出られたと、これはもうみんな知っていたわけですね。
また、いわゆる大蔵省、日銀接待汚職事件では、贈収賄罪により合計二十件の起訴がなされたと把握しております。 さらに、破綻金融機関の役職員による刑事事件につきましては、平成十年十月のいわゆる金融再生法施行以降に破綻処理を行った金融機関の役職員による刑事事件についてお答えさせていただきますと、商法違反や証券取引法違反の罪などにより合計七十九件の起訴がなされたと把握しております。
私は、この大蔵省の接待汚職事件とか比較してみても、極めてこれは軽い処分ではないのかなというふうに思うんですね。それが普通、一般の国民の皆さんも思われることじゃないかと思います。 そしてまた、今回の場合は、とりわけKSDから行政に対する働きかけによって行政の政策決定が大きくゆがめられたという可能性がかなり指摘された、そういうのを受けてこういう調査に入っているわけですね。
今から三年前、大蔵省職員の接待汚職、自民党議員の株取引事件等を契機に、公務員倫理、政治倫理の確立が重要な政治課題となり、第百四十二通常国会以来、関係法案の提出が相次ぎました。その一環として、当時の野党各党から、政治家が役所に口ききをし、その報酬として利益を得ることを処罰しようとする法案等が何本も出されましたが、いずれも、自由民主党の抵抗により実質的な審議に入らないまま廃案となりました。
まず初めに、昨年来の補助金をめぐる農水省の接待汚職事件について玉沢農水大臣にお伺いいたします。 農水省では、構造改善局職員と業者等との間の癒着疑惑を報道された時点で速やかに徹底した内部調査を行い、昨年十二月末、十八人の処分を行いました。
振り返ってみますと、ちょうど二年前に、大蔵省は接待汚職で大変大きく揺れました。そのとき、監督下にある金融機関と大蔵省の癒着、とりわけ金融検査を実施する側とされる側の接待というのが大問題になったわけであります。その後、不十分ながら一定の処罰が行われ、ことしの四月一日からは公務員倫理法も施行されて、倫理規程も閣議決定されました。
これは、冒頭申し上げましたように接待汚職の話なんですけれども、私は、これはちょっと新聞の記事を読んでいまして、読めば読むほどもうこれは非常に深刻な事態だなということを感じるわけです。それで、また後から国家公務員倫理審査会事務局長にもお伺いしますけれども、あさってから国家公務員倫理法に基づく制度がスタートするわけです。
○山下栄一君 前半、私は検査法にかかわる質問をさせていただいて、後から今回の接待汚職の問題についてお伺いしたいと思います。 今、小林委員からの質問を聞きながら、また私自身もこの法律の改正、勉強させていただいて感じましたことは、検査業務を民営化するということで一見希望が出てくる話のように感じるんです。
つい最近の大蔵省接待汚職で、過大な料亭などによる飲食の機会提供ですね、いわばこれは俗に言う接待。この中に、あえて言いますけれども、ノーパンしゃぶしゃぶなどの風俗接待、これは極めて信じがたい話、これもやはり贈収賄事件の関係業者への利益供与に対する対価として認定をされる。